こんにちは、ゴリログです。
最近、ライティングの上手い人ってどういう特徴があるんだろう?と考えていて、僕の中で
『2つをつなげるチカラ』
を持っている人なんじゃないか、という仮説を立ててみました。
今回はそのはなしです。
では、早速。
2つをつなげるチカラ
まず、2つをつなげるチカラっていうのは何?ということなんですが、もう少し丁寧に言うと
『2つの違う概念を関連付けるチカラ』
という風に言えると思います。
例えば、「ブログ」を誰かに説明しようとする時に「遺書」と関連付けたとします。
そうすると、
「ブログっていうのは僕にとって遺書のようなものです。つまり、自分がいなくなっても大切な人たちへメッセージ残し続けれるのです。」
みたいな感じで説明できるわけです。
普通の説明だと「ブログっていうのは、Web上の日記で・・・」みたいになると思うのですが、これだとなんだか味気ないですよね?
それを「遺書」と関連付けることによってユニーク性が出てきます。
一般的なブログの説明というよりもその人にとってのブログとは、というニュアンスが強くなります。
つまり、個性的な文章となり、面白い文章となる、ということです。
抽象化能力
この2つをつなげるというのは、抽象化能力に関係してきます。
先ほどの「ブログ」と「遺書」を関連付けたのは、それぞれを抽象化して「メッセージを残せる」という共通点で関連付けた、ということです。
何度か抽象化能力については、記事で書いているのですが、
やっぱりここでも抽象化能力が大事になってくるということですね。
抽象化能力って大事。
遠くの2つをつなげると面白くなる
ちなみに、先ほど出した「ブログ」と「遺書」を関連付ける例っていうのは、正直あまり面白いつなげ方ではないです。
なぜかというと、「ブログ」も「遺書」も“文章”という共通点がすぐに思いつくため、意外性がそれほどないんですよね。
つなげるのであれば、全くジャンルの違う2つをくっつけると意外性があって、より面白い文章となります。
「りんご」と「太陽系」をつなげると?
ちなみに、「りんご」と「太陽系」を関連付けろ、と言われたら出来ます?
この2つっていうのは大分遠いですよね。
それをやってのけたのがニュートンです。
りんごが木から落ちるのを見て、太陽系の動きと関連付けて、万有引力の法則を発見したと言われています。
「しいたけ」と「人間」をつなげると?
あと、「しいたけ」と「人間」っていうのも大分遠い2つです。
これも過去の偉人は関連付けて考えていたのですが、この2つを“進化”という点から関連付けて説明したのが、ダーウィンですよね。
「しいたけ」の進化の過程と、「人間」の進化の過程が同じである、と。
これだけ遠いものを関連付けるのは天才の成せるワザなので一般人の僕らには難しいですが、とにかく、なるべく遠くの2つを関連付けると、面白い文章になるということです。
まとめ
ということで、抽象化能力によって2つの概念を関連付けて、面白い文章へ発展させる方法について解説してきました。
ちなみに僕はこの「2つのものを関連付ける」というのを考えると、必ずある人物の顔が浮かんで来ます。
それはニュートンでもダーウィンでもなく、この人
ねずっちです 笑。
謎かけで一世風靡したねずっちですが、この謎かけってまさに2つの概念を関連付けてると思うんですよ。
「Aと掛けて、Bと解く。その心はCである。」
これってAとBの共通点(C)を導き出す、というものです。
だから、抽象化能力を鍛えるには、ねずっちのYouTubeを観るのが最適だと思います 笑。
ということで、何かの参考になれば嬉しいです。
では。
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