憧れの老夫婦である『つばた夫妻』の生き方を描いた『あしたも、こはるびより。』という素敵な本があります(ちなみにつばた夫妻が住んでいたご自宅は、我が家から徒歩圏内)。
その本の中で、自家製ベーコンの作り方が載っているのですが、それを見ていたら、
「どーーしても同じベーコンを作ってみたい!!」
と思い立ち、まずは燻製器を作ることに。
その本の表紙の写真がつばたさん自作の燻製器なのですが、ご丁寧にその燻製器の作り方まで描かれています。
その燻製器の作り方をもとに、実際にレンガを買ってきて作ってみました。
ちなみに、レンガで燻製器と聞くと、「モルタルとかで固めるのが大変そう…」と思われるかもしれませんが、大丈夫。今回のレンガ燻製器は、レンガを積んでいくだけで、レンガ同士の接着などは行いません。
あとで説明しますが、各段に針金を巻きつけますが、固定はそれだけです。これなら簡単だし、最悪邪魔になったらすぐに崩すことだってできます。
ということで、まず土台となる耐熱用のプレートを並べます。
炭を使って燻製チップを燻すので、地面がダメージを受けないようにするためのプレートですね。今回、砂利の上に設置したので、平面を作るっていう意味でも必要でした。
次に、1段目。
耐熱用のレンガを準備したら、1段目は空気用の隙間を空けておくために、レンガを1つズラすのがポイントです。
それと、外周の6個のレンガとは別で、内側に2つレンガを設置します。
これは、炭を置くようの網を乗せるための土台となります。なので、その土台に乗るくらいの大きさの網を準備して乗せます。
今回は丁度いい大きさの網が無かったので、BBQ用の大きめの網を丁度いい大きさにカットして使うことに。
次に2段目。
基本的には空気穴がないだけで、1段目と同じレンガ構成です。
ちなみに、この2段目にある内側2個のレンガは、燻製チップのプレートを置く用の土台となりす。
で、先ほどチラッと話したように、2段目以降は外周に針金を巻きつけて、レンガを固定します。
ただ、あまり強く締めすぎると、針金の太さにも寄りますが、切れますので注意が必要。
次に3段目から7段目。
3段目から最後の7段目までは、外周の6個をひたすら積み上げて、針金で固定していくだけです。
ちなみに、3段目を組んだ時点で上から覗くとこんな感じ。
下に網が見えるのが分かると思います。そこに炭を乗せて、その上のレンガに燻製チップを入れたプレートを設置して燻します。
そして、7段目まで組んだ完成形がこちら。
フタはホームセンターにあった適当な大きさの板を利用し、その上に持ち手をネジで取り付けてあります。
これで、自家製燻製器の完成!
ちょっと、つばたさんの燻製器ほどの渋さはないですが、それっぽいものが出来ました。
ちなみに、使用したレンガは46個。1個180円くらいだったので、レンガだけで8000円。土台のプレート版や針金やフタなど込みで、1万円弱くらいだったと思います。
これが安いのか高いのかは分かりませんが、まぁ男のロマンでプライスレスということに…(一応妻の了解を得た上でやっています)。
ということで、この燻製器を使って究極のベーコンを目指して研究していきたいと思います!
では。
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