我が家の料理担当になって3年、主夫になって1年が経ちましたが、料理のたびに出る生ゴミには毎回ストレスを感じていました。
野菜や果物の皮やクズ、魚の内臓や骨など。これらを小分け袋に入れて「燃えるゴミ」として、大きなゴミ箱に投入するのですが、結構な容量を食うんですよね。
すぐにゴミ箱がパンパンになっちゃう。
どうやら一般的家庭で出るゴミの4割くらいは生ゴミらしいです。毎日コンビニ弁当ならアレですが、それなりに料理をしてれば確かにそのくらいは出ているイメージです。
しかも、夏場なんかはゴミの日までに腐敗して、ゴミ箱を開けるたびに異臭を放つ始末…。
こいつはどげんかせんといかん、と思いつつ3年が過ぎましたが、満を持してコンポストを導入することにしました。コンポストとは、生ゴミを土に埋めることで分解させる装置のこと。
調べてみるとコンポストにも色々な種類があり、それぞれでメリット・デメリットがあるようです。今回我が家で導入したコンポストは「キエーロ」という種類のものにしました。
キエーロの詳細は割愛しますが、コンパクトでそれほど場所も取らず分解能力も高いとコンポスター界隈では人気のコンポストです。
そして、なにより自分で作れる!
・・・ということで、一番簡単に作れそうなプランターを活用した「ミニ・キエーロ」を2台作りました。それほどDIYは得意ではないのですが、仕組みが簡単なこともあり、結構良い出来になりました。
早速これを庭に設置し、黒土を投入して準備完了!
そこへ穴を掘って生ゴミを投入します(汚いので画像割愛)。
あとは乾いた土を被せて、次の日には埋める場所を変えながら生ゴミを投入していくだけです。これで、夏場なら一週間程度で黒土の中にいる微生物(バクテリア)が分解して跡形もなくしてくれるとのことです。
まだやり出して一週間ほどですが、確かに前に埋めた生ゴミは跡形もなく…とまではいかないまでも、だいぶ分解されているようです。特に嫌な臭いもなく、今のところは順調のようです。
数ヶ月後には堆肥として畑にまいて循環させていく予定です。
とりあえず一週間やってみた感想としては、予想以上にゴミの量が減ったことに驚いています。週2回出していた燃えるゴミが、週1回でよくなりました。
それだけでもゴミ袋の節約にもなるし、ゴミ箱からの悪臭に悩まされることもなくなりました。
あと、生ゴミって水分を含んでいるからゴミ処理場でももやしにくく、結構なエネルギーを使うらしいです。
あらゆる観点からSDGsを実感していて、我ながら良い活動をしていることに自己満足度は急上昇です 笑
これからも続けてみて、また問題点や課題などあれば共有します。
では。
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