数年前に『弁当男子』という言葉が流行りましたが、数週間前から会社に自作の弁当を持って行っています。
アラフォーなので、『弁当男子』というより『弁当親父』。
特に何かきっかけがあったわけでは無いのですが、会社で売られている弁当が、あまりにもクオリティが低く(260円と安いだけで、揚げ物ばかりの不健康弁当)、その不満を解消するために試しに始めてみました。
基本的には、前の日に余ったおかずを入れたり、市販の惣菜を入れたり。
最初は、とにかく雑に作っていたのですが(あんまりキッチリ作ると、なんか恥ずかしい…っていうのもあって)、作っていくうちに段々とクオリティが上がってきました。
ちなみに、最初はこんな感じで、とにかく無骨な弁当で、会社の同僚(とくに女子社員)からは爆笑を頂きました。
妻からは「絶対に私が作ったなんて言わないでね!」と念を押されるほどのインパクト。
それが、数日間続けていくうちに、こんなにいい感じな弁当へと変貌していきました。
これなら誰も笑う人なんていなく、逆に「自分で作った」と言うとビックリされます(厳密には「自分で詰めた」だけですが)。
一応、会社弁当の値段である260円よりも安く仕上げることを意識しているので、経済的にもメリットはあるし、野菜も出来るだけ入れるようにしているので、健康的にもメリットはあると思います。
ただ、「毎日作るの大変だね〜」と同僚から言われるのですが、全然そんなことなくて、コツさえ掴めば毎日続けるのは簡単だと気づきました。
毎日弁当を作るためのコツは2つあると思っています。
コツの1つ目は、『朝ではなく夜のうちに作る』こと。
みんな「毎朝作っている」と勘違いしていて「大変だね」と言ってくれるのですが、僕は毎日夜に次の日の弁当を作っています。
朝なんて他にやることが多すぎて、弁当作ってる暇なんて1秒もありません。
だから、前の日の晩ご飯が終わったら、そこで余ったおかずとご飯を弁当箱に詰めて、冷蔵庫で保管しときます(今は冬なので常温で放置してますが)。
そうすれば、朝それを持ってくだけ。
ただ、冷蔵庫で保管すると、ご飯がカピカピになったりするので、ラップで包むとかの対策は必要です。
次に、弁当作りを毎日続けるコツの2つ目。
それは『遊び心を取り入れる』です。
毎日、ちゃんとした弁当を作っていると、何となく飽きて来るんですよね。
それに何か40手前のオッサンが、必死こいて弁当作ってると思われるのもシャクだし。
なので、定期的にフザけた弁当を持ってくようにしています。
例えばコレ。
ドンブリタイプの弁当箱に、レトルトカレーとご飯とウインナー をぶち込んだだけの弁当(もはや弁当とすら呼べないかも)。
会社に電子レンジがあるので、それでチンして食べます。インパクトも抜群ですし、何より美味しい。ちなみに、お勧めのレトルトカレーは『カレー曜日』です。
あと、こんなのも持ってきました。
自家製ベーコンをご飯の上に敷き詰めただけの『ベーコン丼弁当』。
この茶色さが何とも言えず、『弁当親父』感を漂わせています。
これも抜群に美味い。
あとは、弁当のボリュームがイマイチな時は、こんな感じで、
カップ麺とコラボさせたりもしています。
弁当袋からカップ麺が出てきた時の、周りのドヨメキはちょっとした快感です。
そんな感じで、たまに遊び心(フザけ心?)を取り入れることで、最近では会社の同僚や上司からも
「今日の弁当は何持ってきた?」
と、僕の弁当の周りに、物好きな人達が集まるようになりました。
弁当はある種のコミュニケーションツールとしても有効らしいです。
こんな感じで、経済的にも健康的にもコミュニケーション的にもメリットの多い『自作弁当』お勧めです。
何かの参考になれば。
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