僕が勝手にメンターと仰いでいる木坂健宣氏ですが、色々なセミナーや配布されるレポートで度々のこのような事を言っています。
これは古代ギリシャの哲学者であるソクラテスが言っていた
『無知の知』
についての事なのですが、今回は木坂氏が度々話される、この『無知の知』について、掘り下げたいと思います。
木坂氏の圧倒的な知識量
こちらの木坂氏についての記事でも言及していますが、
僕が彼を変態だと思う要因のひとつに
圧倒的な知識量
が挙げられます。言うなれば『知的変態』でしょうか。
一応の彼の専門は『哲学』とされていますが、それ以外にも、僕がパッと思いつくだけでもこれだけ多くの知識を持っています。
- 哲学
- 歴史学
- 心理学
- 経済学
- 地政学
- 生物学
- 脳科学
- 天文学
- 言語学
- 料理
- 音楽
- ビジネス
- コピーライティング
- スポーツ科学
恐らく、どの分野でも下手な専門家よりも深い話しが出来ると思います。
その『知識の化け物』の木坂氏が「無知であることを知れ」と言ってることが興味深いですよね。
学ぶほど知らないことが増えていく
その意味するところは
からだそうです。
1つのことを知ると、10の知らない事が立ち現れてくる
これって何となく分かると思うんですよね。
例えば、めちゃくちゃ簡単な例を出すと、子供が出来るまでは本当の意味での『子育て』という概念を知らないわけです。
でも、子供ができてその概念を「知る(体験する)」ことで、その裏側に隠れていた
- オムツを替えるタイミング
- 寝かしつける方法
- 熱を出した時の対処法
- ミルクの最適な温度
などといった、「知らないこと」に気付く、といった感じです。
「知っている」と思った瞬間から成長は止まる
ただ、深く考えない人は、
「あぁ、子育てね。知ってるし、やってるよ〜」
となりがちで、その瞬間から、それ以上深く掘り下げて考えようとはしなくなるんですよね。
「子育てを知っている」と思ってしまえば、その時点で思考停止してしまうので、『効率的に寝かしつける方法』なんて考えようとも思わないんですよね。
だから、「子育てについて自分はまだまだ何も知らないんだ」というスタンスでいることによって、更に子育てについて学ぼうという気持ちになるということです。
これが学問でもビジネスでも同じで、「何も知らない」と思えればこそ、
「謙虚に学ぶ」
という姿勢につながる気がしています。
やっぱり、人間謙虚でなければ成長はないと思っているので。
まとめ:満足した豚になるな!
つまり、「知っている」と思った瞬間に謙虚さがなくなり、満足してしまう。満足してしまうと、その場から動かなくなって、成長が止まってしまうということです。
お腹いっぱいで満足した豚はその場から動くことなく、ブクブクと太って余計に動かなくなりますよね。
それと一緒です。
僕らは『満足した豚』ではなく『不満足な人間』でなけれなならない、ということです。
貪欲に知識を追い求めていく。その結果、木坂氏のような『知的変態』になれるわけです。
まぁ、そうなりたいか?というのに関しては諸説ありますが…笑
ということで、今回は『無知の知』についてちょっとだけ掘り下げてみました。
何かしらの参考になれば幸いです。
では。