夜の10時頃、外から戻ってきた妻が、
「庭の木にセミの幼虫っぽいのがいる…。怖くてよく見てないけど」
と言うので、出てみると本当にセミの幼虫が木に登り、脱皮の真っ最中でした。
セミの抜け殻はこれまで何百個と見てきましたが、脱皮の瞬間を見たことが無かったので、妙に興奮してしばらく観察することに。
僕が見出したころには上半身(?)は完全に殻から出ており、あとはお尻だけ。
2分くらいでお尻も殻から抜け出し、完全に『セミ』と『セミの抜け殻』に分かれました。
色は全体的に黄色がかった白色で、羽根はまだシワシワです。
そこらから5分ほど経つと、大分羽根も伸びてきました。
更に5分後、完全に羽根はピンッとなり、形はいつもよく見る『セミ』になってきました。
ただ、まだ色にほとんど変化はなく、当然ですが飛び立つ気配もない。
それにしても、『木に引っかかっている抜け殻に引っかかっている』というかなり不安定な状態。しかもよく見ると、抜け殻は片手で木に引っかかっています。
脱皮の瞬間から見届けていて若干親心が芽生えているので、「落ちるんじゃないか?」「もし落ちたらどうなるんだ?」と余計な心配をしながら観察していました。
そこから更に10分ほど経過。若干、羽根の色が茶色くなったかな…?写真だとよく分かりませんが。
これ以上の変化は見込めないと判断し、蚊に刺されまくっていた事もあり一旦家の中に入ることに。
そこから1時間後に外に出て見てみると、大分茶色くなって見慣れたセミになってきました。
脱皮から約2時間くらいでここまで変化するんですね。セミ、スゴイ。
それにしても、この新居に越してきてから色んな昆虫に出会ってきましたが、セミの幼虫の脱皮に出会えるとは思っていなかったので、ちょっと感動でした。
子供たちは寝ていたので、観せてあげられなかったのが残念ですが。
また何か昆虫見つけたらこのブログでもアップしたいと思います。
では。
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