アンパンマンを観る子供は暴力的になる?

ネットニュースでこんな記事が上がっていました。

これについて、3人の子供を持ち散々アンパンマンにはお世話になってきた僕の考えを書きたいと思います。

この記事は要するに、

  • アンパンがバイキンマンを『アンパンチ!』で倒して終わるのが定番
  • 暴力で解決するのが『良い』という印象を与える
  • それを観た子供が『暴力的』になる可能性がある、と専門家も指摘

こういう「いや、そんなはずないだろw」っいう事を、あたかも『それっぽく』書いてある記事ってよく目にしていて、いつも違和感がありました。

だって、どう考えてもアンパン観て「バイキンマンにアンパンチしてるから、ムカつく友達を殴ってもいいんだぁ」なんて思うはずがない。

もし、そう思うんだったら、そもそもその子の性質がおかしいのであって、その子の性質は『親の教育』の賜物です。

だから、アンパンマンを観て育って、もし結果的に暴力的になったとしたら、それは『アンパンマンのせい』ではなく『親の責任』だと思います。

これは、「学校の教育が悪いからウチの子が万引きしたんだ!」っていう親と一緒で、そんなのは『学校のせい』ではなく『親の責任』でしかないはずです。

だって、学校で過ごす時間なんかより、親と過ごす時間の方が長いはずだから。

それでも「学校のせいだ!」っていうのなら、僕は「親である私は、学校の先生より子供への影響力が薄いです」と言っているのと一緒で、めちゃくちゃ恥ずかしいことだと思います。

『テレビ』だろうが『学校』だろうが『漫画』だろうが『YouTube』だろうが、『親』よりも影響力がある時点でおかしく、もしそうなっているんだったら『親の怠惰』としか言えない気がします。

これは完全に、自分へのプレッシャーをかける意味でも書いてますが…。

いずれにせよ、この記事は『アンパンマン=善』と思われてるものを「実はアンパンマンを観るとこんな悪い影響が…」と書くことで、人の興味を引いてアクセスを集めることが目的だと思います。

この記事はそれが目的で、結論ありきで書かれている気がします。

さらに、『専門家』と呼ばれる人の見解を載せて、それっぽい内容にしてるのにも悪意を感じる。

ウチの長女(7歳)も次女(4歳)も、3歳くらいまではアンパンマンにドップリハマってましたが、そのうちに飽きて観なくなりました。

それは、「つまらなくなった」というより、「卒業した」という感じです。

多分、「アンパンチだけで全て解決することは出来ない」っていうのが、子供ながらに分かってきたんでしょう。自然と観なくなりました。

ただ、アンパンから『自分を犠牲にして他人に優しくする心』とか、良いことは学んでくれたと都合よく思っています。

アンパンマンを観ても、優しく育っている長女(7歳)と次女(4歳)

ありがとうアンパンマン 笑

アンパンマンは悪くない!

なんとなく、お世話になったアンパンマンが悪く書かれているのに我慢できず、反論で書いてみました 笑

では。

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