前回に引き続き、キングダム54巻のネタバレ&感想を書いていきます。
第585話「雷獄」のネタバレ&感想
玉鳳隊の本陣まで十槍の後ろに隠れながら入り込んできた尭雲(ぎょううん)。流石に尭雲(ぎょううん)が来ているとは思っていなかった王賁(おうほん)は、唖然とします。
玉鳳隊の兵士たちを3、4人を一気に切り倒す尭雲(ぎょううん)。
宮康(きゅうこう)が王賁(おうほん)のピンチを察して、関常(かんじょう)に伝えます。
王賁(おうほん)は十槍だけでもツラい状況なのに、そこに尭雲(ぎょううん)まで参戦してきたので、相当ヤバい状況に大追い詰められます。
取り囲まれた王賁(おうほん)を助けようと、玉鳳隊が中に入ろうとしますが、十槍に阻まれて近づくことさえ出来ません。
武を合わせ持つ厄介な秦六将を一瞬で討つために生み出された術
尭雲様と雷雲十槍のこの囲いを受けて、生きて外に出た人間は
一人もいない
それほど、この“雷獄”という戦法は必勝ということでしょう。
ゴフッ
敵の必勝戦法“雷獄”によって、めった刺しにされる王賁(おうほん)。そこへ関常(かんじょう)隊が到着します。
王賁(おうほん)の隊は関常(かんじょう)の援軍に湧きますが…。
言いたいところだが・・・
いつも強気な関常(かんじょう)が若干弱気に。それだけ危険な状況というのが伝わります。
乱戦になるぞお前たち
だが その隙に・・・
何よりもまずは、“雷獄”で十槍と尭雲(ぎょううん)に囲まれている王賁(おうほん)を助けることを優先とする関常(かんじょう)。
そこから脱する術は一つしかない!!
関常(かんじょう)が“雷獄”から抜けるための方法を伝えます。ただ、当然ですが王賁(おうほん)と関常(かんじょう)の間には十槍と尭雲(ぎょううん)がいるため詳しくは言いません。
ただ、「一つしかない!!」という言い方から、危険を伴うものということを察した王賁(おうほん)。
長年の付き合いからか、信頼関係からか、関常(かんじょう)の作戦を王賁(おうほん)も理解します。
“雷獄”の中にいる王賁(おうほん)と、外にいる関常(かんじょう)が、それぞれ向かっていく「一点突破」の作戦。
来い 若っ!!
とにかく囲いを抜けさせれば、捨て身でなんとかする、という関常(かんじょう)の覚悟が感じられます。
それほど王賁(おうほん)を助けたい思いが強いんですね。
満身創痍のはずの王賁(おうほん)ですが、迫り来る十槍たちを、“龍巣”や”影龍指“などの必殺技でかわしながら関常(かんじょう)の所まで向かいます。
そして、ようやく“雷獄”を突破・・・
と思いきや、王賁(おうほん)の後ろから尭雲(ぎょううん)が襲いかかります。
それを身を呈して関常(かんじょう)が間に入り、王賁(おうほん)を逃がそうとします。
そのまま走れェっ!!
第586話「二突きの勝負」のネタバレ&感想
ドッ!!
尭雲(ぎょううん)の一撃で、関常(かんじょう)は持っていた槍ごと吹き飛ばされます。
すかさずトドメを刺そうと、関常(かんじょう)の首を目掛けて矛を振り下ろそうとした、その時・・・
ドヒュ!!
逃げたはずの王賁(おうほん)が戻ってきて、尭雲(ぎょううん)目掛けて槍を突いてきます。
なぜ、愚の極みのような・・・
囲いが閉じる前に脱する・・・
関常(かんじょう)としては、王賁(おうほん)を逃がすことが第一優先だったことから、複雑だったのでしょう。
王賁(おうほん)としては部下を見捨てて自分だけ逃げる、という選択はなかった。それだからこそ、これほど部下に慕われるんでしょう。
ただ、再度、尭雲(ぎょううん)と対峙することになり、ピンチは続きます。
もはや 全力は撃てて、あと二突き・・・
だが!二突きあれば、尭雲を討てる!!
この”龍指”に!!
この状況下で、王賁(おうほん)は尭雲(ぎょううん)の首を狙いに行きます。
一突き目で、王賁(おうほん)の槍が、尭雲(ぎょううん)の右腕を貫き粉砕します。
と思ったその時、粉砕された右腕で尭雲(ぎょううん)が、
トドメの、二突き目・・・
王賁(おうほん)に向かって矛を振り下ろします。
地面に叩きつけられる王賁(おうほん)。
俺のために戻って…など
そ・・・
自分のために戻ってきた王賁(おうほん)が倒されたことで、愕然とする関常(かんじょう)。
ただ、すぐに頭を切り替えます。
若が・・・こんなところで終わるわけがない
誰もが王賁(おうほん)の死を覚悟してもまだ、関常(かんじょう)は王賁(おうほん)の生命力を信じて助け出そうとします。
ついでにお前らが消えて、秦右翼も終わる
敵も完全に王賁(おうほん)を倒したと思い込んでいるため、勝利を確信している様子です。
ただ、関常(かんじょう)はまだ…
なぜなら、秦右翼にはまだ・・・
飛信隊が残っている!!
この関常(かんじょう)の「飛信隊」という言葉に、倒れている王賁(おうほん)が「ピク」と反応します。
それに気づいた宮康(きゅうこう)や松琢(しょうたく)が王賁(おうほん)を助けに走ります。
ただ、宮康(きゅうこう)の胸に、十槍の槍が貫かれます。
・・・というところで、キングダム586話が終わります。
関常(かんじょう)にしろ宮康(きゅうこう)にしろ、身を呈して主である王賁(おうほん)を守ろうとする姿に、いつもグッときます。
他部隊からは冷たいイメージを持たれている王賁(おうほん)ですが、絶対に仲間を見捨ていないところが、これだけの部下を育てているのでしょう。
今後、王賁(おうほん)がどうなるのか、楽しみです。
キングダム面白い!
【おまけ】キングダムを”実質ほぼ無料”で読む方法
余談ですが、好きな漫画を『実質無料』で読む方法について記事にしました。
この記事は『鬼滅の刃を”実質ほぼ無料”で読む方法』として解説していますが、キングダム でも使える方法なので、気になる方は試してみてください。
ちなみに、「違法サイトを活用する」とかっていうのでは全くないので安心してください。
では。
若君が・・・
本当に危ないかも