ブログ記事を書くときにある程度のコピーライティング知識というものが必要になってきます。
それは「効率的に人に何かを伝える」ことができるようになるから。
もちろん、コピーライティングを使ってビジネスをする場合には、人に伝わったその先に「商品を買ってもらう」「サービスを受けてもらう」というのが最終目的になります。
ただ、まずは「伝える」というのが重要になってきます。
その「伝える」ということについて、コピーライティングを勉強していると、「論理的な文章を書くことが重要だ」といった参考書に出くわしたりします。
もちろん、論理的に破綻している文章は伝わる以前の問題で多分理解されないです。
ただ、僕はコピーライティングで「論理」よりも重要なものがあると思っています。
今回は、それについて解説をしていきます。
松岡修造の言葉がなぜ心に響くのか?
ちょっとこちらのメッセージをご覧ください。
みんな!!竹になろうよ。
竹ってさあ台風が来てもしなやかじゃない。
台風負けないんだよ。
雪が来てもね。
おもいっきりそれを跳ね除ける!!
力強さがあるんだよ。
そう、みんな!!!
竹になろう!!!
バンブー!!!
これ、松岡修造さんの言葉を引用させてもらいました。
最後の「バンブー!!!」はもはや意味不明ですが、なにか人を動かす勢いがありますよね?
なぜ松岡修造の言葉は多くの人の心に響くのか?なぜ松岡修造の言葉で多くの人が勇気づけられるのか?
おそらく、そこには「熱量」があるからではないでしょうか。
僕がコピーライティングでは
「論理」よりも重要なのは「熱量」
だと思っています。
「情熱」と言ってもいいかもしれません。
コピーライティングで、なぜ「熱」が必要なのか?
文章は「熱」をこめれば相手に伝わります。
文章と会話との違いは、相手の顔が見えないことです。相手が今どのような反応をしているかは分からないけれど、とにかくこちらのメッセージを一方的に届ける。
あとは思い通りの行動してくれるかは、相手の判断に任せるしかありません。
だからこそ、「論理」を超えたところにあるこちら側の「熱」を伝える必要があります。
先ほどの松岡修造さんの言葉も、論理的には破綻していますが、文章に「熱」があることで相手に伝わります。
文章が論理的に少しおかしくても、多少日本語としておかしくても、その文章に「熱」があれば僕は相手に伝わると思っています。
「熱」を表現するのにやってはいけないこと
熱い文章には人を惹きつけて動かす力が宿ります。
ただ、勘違いして欲しくないのは「竹になろう!!!」みたいに「!」という記号文字を多用すればいいわけではありません。
むしろ、このような記号文字は使いすぎると安っぽい文章になりがちなので、多用することはおすすめしません。
静かな文章ににじみ出る情熱が大事なんです。
松岡修造さんの文章は全面に情熱を押し出してますが、それはあのキャラクターがあってのことです。
いくら良い商品やサービスでも、広告やセールスレターに情熱がなかったら思うようには売れません。
どこか上辺だけの言葉でなんとなく商品のメリットをつぶやいているだけに
なってしまいます。
その感情は読み手にも当然伝わります。
僕も知り合いの商品で思い入れの浅い商品を、サラッと紹介してしまった時はやっぱり売り上げは落ちます。
どんなにその商品が良くて、メリットや商品の特徴もきちんと説明していてもです。そこに熱がないから、当然伝わらないんですよね。
「熱」のある文章の書き方
では、どうすれば情熱をもった文章が書けるか?大切なポイントは2つあります。
商品・サービスの徹底的なリサーチ
まず1つ目。
「その商品やサービスを徹底的に調査し使い込むこと」です。
例えば、ダイエット食品を販売する場合は、もう、三食それを食べる。「もう見たくもない」っていうくらいまで食べてみるんです。
そうすることで、圧倒的に熱のこもった文章が書けるようになります。
その商品の特徴は当然ですが、効果なども実体験として書くことが出来ますので、より伝わりやすくなります。
そのようにして、商品を徹底的に理解することが「熱」をもった文章を書くためのコツの1つ目です。
使命感をもつこと。
次に2つ目。
それは「使命感をもつこと」です。
これはちょっと抽象的ですが、「この商品を紹介することで、助けられる人がいる」という使命感を持つことによって、文章に熱がこもります。
これは、やはり練習が必要ですが、少し意識するだけで文章が変わってくると思いますので、試してみてください。
まとめ:コピーライティングでの「熱」
ということで、コピーライティングで重要な「熱」について解説しました。
コピーライティングというと、テクニック的なことを教えてもらうことが多くなりがちですが、こういったマインド的な部分も重要です。
ロボットでも書ける「論理的」な文章より、人にしか書けない「熱」のこもった文章の方が、読み手には伝わります。
是非、参考にしてみてください。
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