僕が勝手にメンターとして仰ぐ木坂健宣氏が、色々なセミナーで、よくこんなことを言っています。
同じような意味で、こんなことも言っています。
これは、別に「誰もいないニッチな市場を見つけて、独占しろ」という意味ではなくて、
「自分の土俵を作っていれば、結果的に誰とも競合しない」
という意味です。
つまり、この『自分の土俵』というのは、『誰ともバッティングしない自分だけのテリトリー』とも言えます。
それをしっかり作っていれば、誰かと競争することもないし、もし誰かが自分の土俵に入ってきたら、『横綱相撲』ができるので蹴散らすだけ、ということです。
木坂氏はこの『自分の土俵』について、ウサギとカメの話を例に出して説明しています。
この話で、ウサギカメが勝てたのは、ウサギが居眠りしていたからであって、通常であれば『ウサギの土俵』である『陸』ではカメは勝てるはずがない。
だから、カメとしては『自分の土俵』である『水の中』で勝負するべきで、そうすれば確実にウサギには勝てる、ということです。
だから、成功するには『自分の土俵』が必要ということです。
では、具体的に『自分の土俵』はどのように作ればいいかというと、
と木坂氏は言っています。
これはつまり、「特定の分野で深い知識を持ちつつ、幅広く何でも知っている状態」です。
「深い知識」が『Tの縦棒』で、「幅広い知識」が『Tの横棒』を意味しています。
大学の教授などは、特定の専門知識は深くもっているけれど、横の広い知識がないので、専門を外れた分野の質問には何も答えられない事が多いそうです。
かたや、いわゆる『雑学王』と言われる人たちは、逆に横にばかり広げすぎて、縦の軸がないので、何も深い議論ができません。
だから、縦軸だけでもダメだし、横軸だけでもダメ。まさに『T型』の知識や経験を作ることで、それが『自分の土俵』になっていきます。
ちなみに、木坂氏の縦軸は『哲学』や『宗教学』だと言っています。その深い軸がありつつ、『ビジネス』や『コピーライティング』や『国際情勢』や『栄養学』や『筋トレ』や・・・といった果てしない横軸があります。
しかも、その横軸ですら僕らからみたら専門家以上の深い知識があるように思えます。それくらいの大きな土俵になれば、誰とも競合しません。
なので、そこまでの土俵ではなくても、まずは縦軸を作ることから始めることがよいそうです。
ほとんどの人は「これが自分の縦軸だ」と思っていても、「浅すぎる」と木坂氏は言っています。
なので、順番的には縦軸を深めて、その次に横軸を広げていくのが良さそうです。
ということで、圧倒的な土俵を持つ、木坂氏の教えでした。
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