子供に『未来の可能性』を伝える

こんにちは、ゴリログ(@GoriLog)です。

うちには三姉妹(8歳、6歳、2歳)がいるのですが、まぁどこに出しても恥ずかしくないくらい可愛くて良い子たちなんです(親バカ)。

2021年 三姉妹からのバレンタインデイ

で、これだけ可愛い子供たちなので、当然ですが幸せになってもらいたい。

ただ、彼女たちが生きる未来っていうのは、僕らが想像すら出来ないような未来になっているはずで、つまり僕らが「あーしろ、こーしろ」っていう事にはなんの意味もないと思っています。

まだ「意味がない」のであればいいのですが、悪影響にすらなり得る。

例えば、「スマホを早くに与えるのがいいのか?ある程度成長してから与えるのが良いのか?」っていう問題に対しても、未来が不明確な以上、一概に答えはないですよね。

僕は「少なくとも中学までは持たせるべきではない」とは思っていますが、それも正解かどうかは分かりません。

ただただ、スマホが脳機能に与える悪影響ばかりに注目してしまっていますが、彼女たちの生きる未来ではスマホを自分の手足以上に使いこなせる人が楽しく生きる未来かもしれない。

そう考えるとひょっとしたら2歳くらいからスマホに慣れ親しんだ人が勝ち組になる可能性だってあるわけです。

いや、でもそんなのはその他大勢と同じ思考に陥るから、脱スマホをすることで独自のアイデンティティがナンタラカンタラ・・・。

・・・みたいなことを考え出したら、もう何が正解か分からなくなってきます…笑

なので、基本的には

子供には『未来の可能性』は伝える

っていうことにしたいと思っています。

例えばスマホがどうしても欲しいって言い出したら、スマホが脳に与える悪影響の可能性も伝えつつ、スマホが使えることによって明るい未来になる可能性も伝えます。

その上で、自分で選択させる。

・・・っていうのはまだ子供には難しいとは思いますが、今のところはそう考えています。

で、なんでこんな事を考えているのかというと、最近ちょっと面白い、というか考えさせられる話を妻から聞いたからです。

妻が言うには、知り合いの人の息子が今年小学校を卒業するんですが、中学にはいかない決断をしたらしいんですね。

一応、今はホームスクールとかも選択肢としてはあるので、それはそれで問題はない気はするのですが、その中学校に行かないことを決めた理由が

バスの運転手になるから

だそうです。

つまり、バスの運転手になるには学歴は不問らしく(その知り合い曰く)、であるなら中学で勉強する必要がないから「中学にはいかない」と本人が決めたんだそうです。

それを聞いて僕は「子供の考えを尊重してあげる親で凄い」っていう感想と共に

「逆にその子の可能性を潰してないか?」

とも思ってしまいました。

というのも、『バスの運転手』っていうのは遅かれ早かれ無くなる職業だからです。

今、自動運転技術がどんどん発達してきていて、タクシーやバスっていうのは真っ先に自動運転に置き換わっていくと言われています。

その子が今12歳だとして、例えば20歳でバスの運転手になったとします。

あと8年…。

ほんと感覚でしかないですが、そのくらいあれば既に自動運転に置き換わっていてもおかしくないような気がします。

そうした時に、バスの運転手になるために中学に行かなかったその子の未来っていうのは、閉ざされてしまうんじゃないでしょうか。

なので、もちろんホームスクールでも十分学べると思うのでそこは否定しないのですが、

『バスの運転手』という職業がなくなるかもしれない

という可能性を伝えた上で判断させてあげるべきだと僕は思います。

もし、その子がそれを聞いて「だったら自動運転バスの開発をしたい!」っていう気持ちになるかもしれない。

そしたら、少なくとも中学校で勉強するという選択肢も残るかもしれません。

何が言いたいかというと、色々な可能性を子供には教えてあげるべきだということです。

だって子供は純粋に「バスの運転手になりたい!」っていうのだけで突き進むから。

そこはある程度、大人が情報は与えてあげるべきかな、と思います。

その親子と直接話した訳ではないので、どういう話し合いでそう結論したかは分かりませんが。

ということで、今回は以上です。

では。

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