「どっちでもいい」を許さない

子供たちの朝ごはんは、僕が会社に行く前に作ることにしているのですが、子供たちとこんな会話をよくしています。

僕「パンに何塗る?バター?ジャム?」

長女(7歳)「んーー…どっちでもいいーー」

次女(4歳)「わたしもーー、どっちでもいい」

多分、どこの家庭でもよくある会話だと思いますし、実際僕が子供の頃でも親に対してこんな受け答えをしていた記憶があります。

ただ、僕は最近、子供たちにこの「どっちでもいい」をなるべく使わせないようにしています。

さっきの「パンに何を塗るか」もそうだし、「何を着るか」もそうだし、「どこに遊びに行くか」もそうですが、「どっちでもいい」と子供たちが言ってきたら、

「ダメだ。自分でどれか決めなさい。」

と言うようにしています。

「どっちでもいい」っていうのは、誰かに判断を委ねているので、その判断に『自分の責任』が薄くなります。

例えば、さっきの「パンに何を塗るか?」に対して、「どっちでもいい」を受け入れて、僕がジャムを塗ったとします。

それを食べた子供たちが「まずっ!バターのほうがよかった…」となっても、結局は自分が選んだことではないので「おとうさんのせいで…」となってしまいます。

もし「美味しい!」となっても、結局は自分で決めたことじゃないので、なんの成功体験にもなりません。

そんな他人任せな人間にはなって欲しくない、と最近「どっちでもいい」を多用する子供たちを見ていて思ったので、なるべく意識して注意するようにしています。

それが根付いてきたのか、最近では長女が次女に対して「どっちでもいいはダメ!」と叱っている場面も見るようになりました 笑

なんて素直な…。

ただ、子供たちに決めさせるっていうのは時間がかかるので、そこの忍耐が必要なんですよね…。「どっちでもいい」って親にとっても楽な場合はあります。

僕らが決めちゃった方が早いから。

ただ、なるべく他人に流されず、自分の意思を持った大人になってほしいとは思うので、我慢強く彼女たちの選ぶのを見届けたいと思います。

子育ては色んな意味で忍耐が必要ですね。

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