木坂氏の教え「文章は言いたいことではなく、言うべきことを言え」

こんにちは、ゴリログ(@GoriLog)です。

毎日ブログ記事を書いていると、『良い文章』について色々と考えることが多くなります。

やっぱり、何かを書く以上は多くの人に読んでもらいたいし、多くの人に共感してもらいたいと思うんですよね。

ただ、僕は文章を書くことが嫌いではないですが、「良い文章が書けているか?」と問われると、とてもじゃないですが「はい」とは答えられません。

そもそも「良い文章とは?」というのが分かってもいませんし…。

僕が勝手にメンターとしている木坂健宣氏ですが、文章に関してこんなことを言っています。

木坂氏

文章は言いたことではなく、言うべきことを言え!

これっていうのは、当たり前のように思えますが、結構多くの人が陥っているワナのような気がします。

普通、文章を書く時っていうのは「言いたいこと」があるわけじゃないですか。

ただ、それって本当に他の人に価値があるか?っていうと中々怪しいですよね。

例えば、僕が今日食べたランチがめちゃくちゃ美味しくて、それをブログ記事にしたとします。

ただランチの写真だけを載せて「めちゃくちゃ美味しかったです!」みたいなコメントだけを載せて…。

でも、

それって誰か興味ありますか?

・・・ってことです。

芸能人ならまだしも、なんの知名度もないアラフォーおじさんのランチの話なんて、誰も知りたくないわけです。

それは僕が『言いたいこと』であるのかもしれませんが、『言うべきこと』ではないんですよね。

そういう意味では、その文章は『良い文章』ではないし、価値も持たないわけす。

ただ、その『めちゃくちゃ美味しいランチ』を提供しているお店の情報だったり、味の具体的な感想だったり、空いている時間帯などの

付加的な情報

を加えることで、誰かの役に立つ記事になるかもしれません。

そうなると、ただ『言いたいだけの内容』ではなくて誰かの助けになる、という意味で『言うべきこと』に昇華されるんだと思います。

ブログなりセールスレターなり、色々な文章を読んでいると、この「言うべきこと」を意識して書いている人は少ないです。

自分の「言いたいこと」に価値があると錯覚しているような…。

それではただの独りよがりの文章になってしまうので、気をつけなければいけません。

なので、

「自分の言いたいことに価値なんてないんだ」

っていう、木坂氏がよく言っている『絶望』を前提に文章を書くべき、ということですね。

中々難しいことですが、少し意識するだけで文章の雰囲気が変わると思うので、参考にしてみてください。

ということで今回は以上です。

読み返してみるとこのブログも「言いたいこと」だらけなので、気をつけないと…笑

では。

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