雑草と共に育てる『自然農法』が面白い

以前、「近くの畑を借りて野菜づくりを始めた」という内容の記事を投稿しました。

近所の畑(約40坪)を借りてみた。

2019年7月4日

ただ、家から歩いて10分弱、車でも山道を5分ほどの距離にあるため、毎日手入れをすることが難しい状況です。

僕は平日の日中は会社勤めだし、妻は乳飲み子がいるので、なおさら畑の管理は難しい状況です。

↑乳飲み子の三女(8ヶ月)。無限に可愛い。

そんなこんなで、もともとはこんな感じだった畑も、

2週間くらい放置しただけで、あっという間にこんな感じで雑草だらけとなりました…笑

夏は容赦なく雑草が畑を覆ってきます。雑草の生命力半端ないです。

ただ、これでも、一応『サツマイモ』と『枝豆』と『ニンジン』が植えてあって、

赤色の所ら辺に『サツマイモ』、青色の所ら辺に『枝豆』、黄色の所ら辺に『ニンジン』が元気に育っています。

・・・言われても分からないくらい、雑草で埋もれてますが…。

まぁ、ある程度「こうなるだろう」というのは分かっていました。というか、「こうなるように敢えてしている」と言った方がいいかもしれません。

というのも、畑作りには『自然農法』という農法があって、それは『無肥料、無耕起で自然のままに野菜を育てる農法』です。

簡単に言えば、

『肥料を与えず、雑草が生えてもそのまま耕さずに自然に任せて野菜を育てる

という農法です。

僕は最初から、この『自然農法』を目指していたので、雑草を抜いたり、肥料をあげたりする時間が無くても畑を借りようと思えたのです。

ただ、当然ですが肥料もあげないし、雑草も除去しないので、野菜の収穫高は落ちるようです。出来る野菜も虫に食われたり、形がイビツだったり…と普通にスーパーで売っている野菜のようには出来ません。

ただ、僕は別に作った野菜を売って稼ごうと思っているわけじゃなくて、

「安全で栄養価の高い野菜を家族に食べさせたい」

と思っているだけなので、そんなに沢山採れる必要もないし、綺麗な形の野菜を求めているわけではありません。晩ご飯のおかずにちょっと使えるくらい採れればいい。

今のところ、『サツマイモ』は葉っぱは虫に食われて穴が空いていますが、問題なく育っています。

『枝豆』も葉っぱを虫に食われてながらも、紫色の花を咲かせています。

『ニンジン』に関しては、雑草に埋もれて分かりづらいですが、頑張って育っています。

こうやって、見よう見まねの『自然農法』ですが、やってみて、

「雑草があろうと、肥料が無かろうと、野菜は育つんだ」

というのが実感としてあります。

そう考えると、スーパーなどの商業ベースに乗っている野菜が『いかに不自然なものなのか』という事に気付きます。

そういった野菜は収穫高が重要なので、雑草は一切なく耕されたフワフワな土に、「これでもか!」と肥料が与えられて育てられます。

人間でいったら、フワフワなベッドがある快適な部屋で、カロリーの高いものばかり食べさせられ育った人間…。そんなのは絶対にロクなヤツじゃない。

そう考えると、厳しい環境で育てられた『自然農法』の野菜は人間でいうと、エリートではないかもしれないけど、生命力のある人間ということになります。

だから栄養価も高く、味も濃い。

僕は収穫高を犠牲にしてでも、子ども達にはそういう『本物の野菜』を食べて欲しい、と思って畑をやっています。

まだ、収穫できていないので、本当に野菜ができるかはまだ分かりませんが、またできたら記事にしたいと思います。

では。

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