昨日、長女のウタ(7歳)が家で宿題をやりながら、こんなことをボヤいていました。
「あ〜ぁ、、、明日のテストやだなぁ…」
と。
独り言なんだけど、明らかに僕に聞こえるように言っていたので、何かしらのアピールなんでしょう(^^;)
おそらく励ましの言葉とかを期待してるんだろうな、と察したので、内心は(テストなんて適当にやっておけばいいんだよ)と思いつつも、とりあえず、
「おっ、テストか。頑張れよ!」
と、軽く励ましておきました。
その場はテストに関してはそれ以上の会話にはならなかったですが、その後、僕の中で何だかモヤモヤとしたものがあったんです。
小学生がテストを嫌がるっていうのは当たり前だし、当然僕も子供の頃はテストなんて大嫌いでした。
ただ、僕らの時代っていうのは「テストで良い点を取ることが良い未来につながるんだ」みたいな暗黙の雰囲気があって、僕らもそれを感じ取っていたので頑張ってテスト勉強して、なんとかテストで良い点を取ろうとしていました。
なんだか、長女のウタもそんな雰囲気に飲み込まれているような気がして…。
僕らの世代までは結果的に『テストで良い点をとる』ことが『良い未来』につながっていたから(今のところ)良かったのですが、今の子供達の世代にとってそれはどうなんだ・・・?
テストの点を取ることが、彼女たちの20年後に良い影響を与えるのか・・・?
逆に点数を追い求めるクセがついて悪影響なんじゃ・・・?
・・・とかっていう思いが頭の中をグルグルと。
「テストくらいで大袈裟なw」と思われるかもしれないけど、僕は「やっぱり子供のうちからテストの点なんかに縛られて欲しくない!」と思ったので、今日彼女と2人で話をしました。
僕「ウタちゃん、今日のテストはどうだった?」
ウタ「算数は95点で、国語は100点だったよ!」
僕「おぉ!すごいじゃん!頑張ったね!!」
ウタ「うん!」
僕「でもね、ウタちゃん。」
僕「もし今後、テストで悪い点数の時があったとしても、自分はダメなんだ〜、とかって絶対に思っちゃダメだよ。」
ウタ「・・・」
僕「ウタちゃんの良さは、そんなテストの点数では決まらないから。」
僕「だから、点数の良い時だけこうやって喜んで、悪かったらすぐに忘れちゃえばいいからね。」
ウタ「・・・うん」
どこまで分かってくれたかは分かりませんが、何だかちょっと安心したような、嬉しそうな、そんな顔をしていたので、何かしらは伝わったのかな、と。
多分彼女たちが大人になる20年後は、答えのあるテストを解ける人間なんて不要で、答えのないものに回答を見つけられたり、全く新しいテスト(課題)を作れる人間が必要になってくるんじゃないかな、と思っています。
じゃあ、どういう教育がいいのか?っていうのは全然わかりませんが、とりあえず、
「テストの点は気にするな!」
とは言っていこうかな、と思っています。
子供たちの生きる未来はどんなんなんでしょーね。不安でもあり、楽しみでもあり…。
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