脱サラすることの「リスク」を考えてみた

前回の記事で、「脱サラ(会社を辞める)決断をした」ということをお伝えして、その決行日を公開しました。

「脱サラする日」を決めました

2020年10月9日

その記事は「脱サラすると決めた時の自分の気持ち」というものを残しておきたかったので、「感情」や「思い」といった少し抽象的な話になりました。

今回は「脱サラする」「今の会社を辞める」ということについて、もう少し具体的に「会社を辞めた時に想定されるリスク」について考えてみたいと思います。

脱サラすること想定される3つのリスク

脱サラすることで想定されるリスクっていうのは、細かく考え出したら無限にあると思います。

ただ、今回はその中でも大きな3つについて考えていきます。

あくまで個人的なリスクなので、全員に当てはまるとは思っていませんが、同じように脱サラ(会社を辞めること)を考えている方の参考になれば嬉しいです。

経済的なリスク

会社を辞める」と聞いたら、恐らくこの「経済的なリスク」というのは誰もが真っ先に思うはず。

会社に所属していれば、仕事をする、しないに関わらず、毎月一定額の給料が支払われます。

今のところ、まだ体力が残っているうちの会社は夏と冬にボーナスまで支給されます。

それら毎月の給料だったり、1年に2回のボーナスが、

一切なくなる

というのは、やっぱり大きなリスクだと思います。

家のローンは払えるだろうか」とか「子供達にご飯を食べさせられるだろうか」といった不安がよぎります。

守るべき家族が増えれば増えるほど、この脱サラによる経済的なリスクはしっかりと考えておくべきだと思います。

社会的信用のリスク

2つ目は「社会的な信用がなくなる」というリスクです。

日本というのは、「サラリーマン」というだけで「しっかり働いている人」という目で見られがちで、逆に「個人事業主」となると一気に社会的な信用が低下するように思います。

それはサラリーマンの数倍収入が多かったとしても、社会的な信用という意味では低い傾向にあります。

実際、僕の知り合いでもサラリーマンよりも稼いでいる個人事業主の人がいますが、銀行からの融資は全く通らないと嘆いていました。

僕はすでに家のローンの審査が通っているので、今後大きな融資を受けることはない予定ですが、そういった予定のある方はこのリスクはしっかり認識しておくべきだと思います。

個人責任のリスク

最後、3つ目は「個人に責任がのしかかる」というリスクです。

会社に所属するということは、良くも悪くも色々な人と関わって仕事をしていく必要があります。

何かあれば会社の同僚や上司に相談できますし、問題が起こっても最終的には会社が何とかしてくれる、という考えがあります。

逆に独立して個人事業主として働く場合、そういった組織から抜けることになるので、完全に孤独な状態となります。

基本的には相談できる相手もいないし(特に最初のうちは)、何か問題があった時の責任は全部自分にのしかかってきます。

仕事のスケジュールも誰も決めてくれません。全て自分の責任で進めていく必要があります。

僕らは学校教育でも、基本的に全て決められたレールの歩き方を教わってきました。

だからサラリーマンとして会社が決めたレールに乗っかって、その指示に従う生き方っていうのはみんな得意ですが、そこから抜け出して

「自分でレールを作る」

っていうのには慣れていないんですよね。

それが会社を辞めることのリスクにつながります。

まとめ

ということで、会社を辞めることのリスクを考えてみました。

  • 経済的なリスク
  • 社会的信用のリスク
  • 個人責任のリスク

当然ですが、まだまだ挙げだしたら無限に出てきますが、大きくはこの3つだと思っています。

こういったリスクをきちんと挙げた上で、そのリスクに対してどのような対策をしていくのかを考えて行動することが重要だと思います。

ただ、リスクばかりを考えて、何も行動できなくなるのももったいないので、次は「脱サラした時に得られるリターン」についても考えたいと思います。

リスクもリターンも考えて、最適な行動を取っていきたいと思います。

何かの参考になれば。

では。

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